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2020.03.16
春の風物詩、日本の三大漬菜の一つ・タカナの漬け込み作業が最盛
JA筑前あさくらの朝倉加工センター(朝倉市)で、日本の三大漬菜の一つで春の風物詩としても親しまれているタカナの漬け込み作業が最盛期を迎えています。JAでは、農家経営の安定と生産者所得の増大を図るために、収益性が高い加工用タカナの栽培を推進。今年産は、葉が大きいうえに軟らかく高品質に仕上がっており、同センターではタカナの濃厚な香りに包まれています。
JA産タカナは主にグリーンコープ生協向けの契約栽培。肉厚で葉の幅が広い品種「三池高菜」を使用し、その中でも特にとうが立つ前の柔らかなものを加工しています。
漬け込み作業には、長崎県産の天然塩と朝倉産のコショウといった自然素材だけを使用。ピリリとしたタカナの辛味と風味豊かな味わいを生かした逸品です。
シャキシャキとした歯応えとピリっとした独特の辛味が特徴。タカナ漬けを炒めたJAオリジナル加工品「水車の里高菜漬け・油炒め」も人気が高く、5月ころからJA管内外の直売所などの店頭に並ぶ予定。漬け込み作業を経て5月から本格出荷が始まり、11月下旬までに約3万5000袋を販売する見通しです。