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2020.02.26
農福連携の実現へ、博多万能ねぎ部会が障害者を対象に初の調整作業体験会
JA筑前あさくら博多万能ねぎ部会は農福連携の実現に力を入れています。労働力確保に向けた取り組みの一環。施設外就労を行う朝倉地区障害者等自立支援協議会(筑前町)と連携し、障がい者の働き口の確保、農業分野では人手不足の問題解消につなげる狙い。2月25~27日には初の試みとして障がい者雇用に向けた職業体験会を「博多万能ねぎ」の出荷、調整作業などを行う博多万能ねぎパッケージセンター(朝倉市)で実施しました。
同部会、JA、朝倉普及指導センター、市などで構成するねぎプロジェクト協議会では、労働力確保に向けた取り組みとして農福連携を進めています。障がい者雇用意向調査の実施から農福連携の事例紹介、支援制度などの情報共有に努めています。職業体験会は、JAと自立支援協議会の就労支援部会が共同で企画。25日は20人が参加し、博多万能ねぎパッケージセンターでねぎの皮むき、選別、結束作業の見学や皮むき作業体験を行いました。
同部会は今後、体験会を通じて雇用面の課題を解消し農福連携に取り組んでいく考え。JA東部野菜課の畠江慎吾係長は「体験会を経て新たな課題が出てくると思うが、お互いがメリットになるよう実現に力を入れていく」と話しています。
写真=皮むき作業を体験する参加者